出会ったばかりのアオムシが死んでしまった

残念な気持ちをそのまま書き綴った日記です。




実家から宅急便で送られてきた野菜を茹でてお皿に盛っていたところ、
流しに緑色のアオムシがいまして。野菜についていたのでしょう。


私は外に逃したかったのですが、
娘におそるおそる聞いてみると、娘は「飼いたい」と言います。
私はやっぱりあまり気が進まなかったけれど、
物置から小さな虫かごを引っ張り出して、アオムシを入れました。


虫かごの底に紙を敷いて、
くっついていたと思われる野菜(ロマネスコ。カリフラワーの親戚みたいな野菜)の切れ端を入れて。
しかしアオムシはあまり元気がなくほとんど動かなかったので、
すぐエサに気付くよう、野菜の切れ端をアオムシの口元に置き直して。



そして、エサがこれであっているのか確認するため、アオムシの種類を知るため画像検索。
多分モンシロチョウ、
それか、ヨトウムシという蛾の幼虫かなと思われました。


どちらの幼虫もキャベツやカリフラワーを食べるようだったので、
多分エサはこれで良さそうだと一安心。




そして一晩あけると




アオムシが死んでいました。


初めからあまり元気がなかったし、仕方ない
さして長い間世話をしていたわけでもなく、見方を変えれば野菜の害虫でもあり、、
だからどうってことないはずだと頭では思うのですが


なんだかすごく、残念な気持ちになりました。



少し飛躍するのですが...
職場の人の退職を知った時の感覚に似ているなと思いました。

仲良くなれそうだなとか、頭のどこかで考えていたものが、予期せず終わりになる。
こんな食べ物が好きなんだなとか、特徴だとか、そういった覚えたばかりの情報が、
急にもう使わないものに変わる。
職場の人もアオムシも、私と関わりが深かったり、ものすごく仲良かったわけではないのかもしれないけれど、それでも多分、私は少し寂しいのです。





娘が帰ってきたら、死んでしまったアオムシを庭に埋めます。